目的不明関連の迷惑メール
当サイトへ提供いただいた迷惑メールの事例を掲載しています。本メールは、実在の企業や個人と無関係です。以下の迷惑メールが届いても絶対にURLはクリックしないでください。
- 受信日時:
- 送信元:y7prb@consequencechoreographer.com
件名:なし
◆初めまして。堂安と言います。サイト利用をする中で支援を希望
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■「ヒトゲノム計画」で遺伝子分野に興味をもった
――桜庭さんは研究者を経て、ビジネスの世界へ入り、6年前にゲノム(遺伝子)ベンチャーの「バリノス(Varinos)」を立ち上げました。ゲノムに関心を抱いたきっかけは何ですか。
医学部を目指していましたが、ちょうどその頃、人間の全DNAの配列を解析するヒトゲノム計画(※)が始まりました。
※ヒトゲノム計画:生命の設計図であるDNAの配列を解析する国際プロジェクト。米国の提唱によって1990年に国際協力で開始。2003年に解読終了が発表された。
「解析に20年はかかるが、未来の人類の健康に必ず貢献する」という記事を読み、自分のやりたいのは研究であり、医学部より理学部が向いていると考え、理学部へ進みました。
――ゲノム計画が始まった当時、日本は世界の先頭を走っていました。ところが研究予算配分などで揉め、2003年の解読終了時には、日本の存在感がすっかり薄くなっていました。
確かにその通りですが、日本もヒトゲノム計画に参加し、わずかな部分とはいえ、国際貢献したことは評価されるべきだと思います。
ヒトゲノム解析は道路のような基盤技術です。解析するだけではお金を生みませんが、道路があれば、流通が発達したり、人が住むようになったりします。僕の会社の技術も、ヒトゲノム計画の成果があったからできました。
■なぜ日本はゲノムでも勝てなくなったのか
――ヒトゲノム研究は、医療、食品などさまざまな分野で技術革新へつながる可能性を持っています。今の日本のゲノムベンチャーの状況をどう見ますか。
僕たちがやっているのは、ゲノムの中でも、子宮内の細菌「子宮内フローラ」検査です。ゲノム解析で子宮内の細菌を検出し、不妊治療などの診断につなげるものです。自社で検査技術を開発しました。その視点で見ると、この分野の日本のベンチャーはまったく発展していません。
ゲノム検査を手掛ける会社自体は増えましたが、出来合いの検査キットを利用したり、海外の技術を移転したりしており、自社で技術開発をしているところはほぼありません。このため、お金も検査データも全部、海外へ流れて行ってしまってます。
――日本の医療の抱える大きな問題ですね。心臓ペースメーカーなどでも同じような構造があります。なぜ、こういう事態になるのでしょうか。
海外ではゲノム検査の会社がどんどん生まれるのに日本はそうなっていません。日本の研究レベルは米国と変わらないのに、研究とビジネスをつなぐ人が少ないからです。留学先の米国で目の当たりにし、自分でビジネスをやるしかないと思うようになりました。
■現場はやりたがるのに、役員が潰してしまう
海外では、ベンチャーが新しいゲノム検査を提供しています。大手企業も提供していますが、核になる技術を開発したのはベンチャーです。例えば米企業「イルミナ」は、「ソレクサ」という小さなベンチャーが開発した技術を購入し、ゲノムを高速で解読できる次世代シーケンサーの最大手になっています。ベンチャーがなければ新しい技術やビジネスはできないと思っています。
――なぜベンチャーでなければできないのでしょうか。
大手企業はなかなか新しいことができないからです。イルミナ社で市場開発の仕事をしている時にそれを感じました。
大手企業を回ると、「新規事業をやりたい」「ゲノムをやりたい」と言うところがたくさんあります。そこで「ゲノムでこういうことができます」とビジネスを提案すると、現場の社員たちは「それは面白い」と言います。ところがそうした企画のほとんどは、役員のところを通らないんです。リスクがあるじゃないかと、言われて。
でもリスクのない新規事業などあるわけないんです。大企業で新規事業を手掛けるのは、ちょっと無理だなという気がします。
■研究してもビジネスにする教授が少ない
――なぜ無理だと思うのですか。
新規事業を担当する社員は、もともと新規事業をやりたくて、その会社に入ったわけではありません。一方、ベンチャーはほとんどの人が、新しい技術を世の中に出したいという思いや、創業者の理念に共感して仕事をしています。やる気の差が明らかに違うんです。
ただ、大企業は買収したベンチャーの技術を育てることはできます。開発力、資金力があるし、優秀な人も集まっていますから。
――日本政府は2000年頃から、研究成果をもとにベンチャーを興(おこ)そうという政策を進めてきましたが、ベンチャーに参入する動きは活発ではありません。
日本では、研究とビジネスの間にギャップがあります。海外でも、研究している人とビジネス専門の人がいますが、その中間の人がたくさんいます。研究をしながらビジネスを手掛け、CEOをやっている大学教授がごろごろいます。
日本では研究者は論文を書いて終わりで、実用化まではめんどうをみません。一方、ビジネス側は、お金にならないとやらないので、いつまでたっても研究とビジネスの間に橋がかからないと感じています。
資金の問題もあります。今はわりとベンチャーキャピタルから資金調達ができるようになっているので、きちんとしたビジネススプランを描ければお金には困らないと思います。
■無職の博士を大量に生んだ「ポスドク計画」
とはいえ、日本のベンチャーキャピタルは、ITベンチャーへの出資に慣れているため、事業開始の初期段階に出資する額は数千万円くらいです。しかしゲノムなどバイオベンチャーは、検査装置を備えた研究室を作らないとならないので、億単位のお金がかかります。海外だと初期段階でも10億〜20億円調達できるので、海外と比べて日本での起業は不利だと思います。
――ゲノムベンチャーの動向は、研究の進歩と密接にかかわっています。ただ日本では研究力低下が問題になっています。原因はどこにあると思いますか。
迷惑メールの見分け方
迷惑メールは日々進化し続けており、時には正規のメールと見分けがつかないこともあります。しかし、以下のポイントに注意を払うことで、迷惑メールを見分け、リスクを避けることが可能です。
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件名と内容の矛盾を警戒
件名が緊急を要するものの、内容が関連しないか一般的なものであれば注意が必要です。
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差出人のメールアドレスをチェック
正規の企業や機関は専用ドメインを使いますが、迷惑メールは似たドメインに誤字があることが多いため、メールアドレスの確認が重要です。
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リンクと添付ファイルに注意
知らない人からのメールに含まれるリンクや添付ファイルは開かないようにしましょう。これらはマルウェアの配布方法です。
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言語の不自然さを確認
迷惑メールは文法やスペルの誤り、不自然な表現が多いため、これに警戒してください。
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個人情報の要求に応じない
正規の企業はメールで直接個人情報を要求することは少ないので、そのような要求があった場合は企業に直接問い合わせて確認しましょう。
受信した迷惑メールを ご共有ください
ご共有いただいた情報は中身をチェックし、サイトへ公開いたします。公式メールか迷惑メールかが判断つかなくても弊社が公開判断をいたしますので、どんな情報でもお寄せください。
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